お部屋のお掃除に入った時、かなり時間を使うのがキッチン用品のチェックです。
民泊施設の中には備品がたくさんありますが、特に量が多いのがキッチン周りです。
動作確認の必要な家電製品も多いですが、
調理器具や、食器、カトラリーの確認が大変です。
普段料理をされないお客様が、せっかくの別荘滞在ということで挑戦されることも多いです。
しかし、やっぱり慣れない料理で、調理器具を壊してしまうことが多々あります。。
例えば、火をつけたまま放置してしまって料理を焦がし、鍋に10cmほどの厚みでコゲをこびりつかせてしまう。
本来は火にかけてはいけない器具を、火にかけてしまい、グニャグニャになってしまう。
熱々の器具をテーブルの上に直でおき、焦がしてしまう。
といったことは一つの施設でも年に1度や2度ではなく発生します。
この写真は謎に鍋が曲がっています。
備品が壊れてしまった時は、オーナー様に報告するため、しっかりと写真を撮影します。
一番、無くなりがちなのは、グラス類です。
別荘ではお酒も入り、楽しい時間を過ごされ、ついつい盛り上がってしまうお客様が多いので、
グラスはものすごい勢いで割れていきます。
そのままゴミ箱に捨てられてしまうことも多いので、グラスの数を数えることも毎回しっかりと行います。
割れてしまったグラスは当然補充します。
損害をお客様に請求するかどうかは、オーナー様の方針に従います。
小さな問題の場合は、お客様の楽しかった思い出に水を差さないよう、ご請求しないオーナー様も多いです。
グラス類はあまり高価なものを置かないのも重要なポイントです。
ワイングラスを仮に1個割ってしまっても、弁償代金が五百円ならお客様は気持ちよく払ってくださいます。
むしろ少額であれば、弁償した方が気持ちよく去れるということもあるかと思います。
これが高価な請求になってしまうと、オーナー様、お客様、どちらも幸せになりません。
おそうじぽんでは、どんな備品を備えると良いかについてもオーナー様にアドバイスさせていただいております。
民泊管理でお手伝いできることがございましたら、ぜひお気軽にお問合せください。